アートメイクは、下記のようにお客様の肌や体調、環境によって施術を受けられなかったり、施術日をずらした方が良い場合がありますので、気になる方はご予約前にご確認ください。
アートメイクが受けられない病気・状態
感染症や皮膚トラブルがある場合
- ヘルペス、皮膚炎、湿疹、ニキビなどの炎症がある場合
- 感染症(HIV、肝炎など)の診断を受けている場合
血液疾患・免疫系の問題
- 血友病や他の出血性疾患(止血が難しい場合)
- 白血病や免疫系に問題がある疾患
糖尿病
糖尿病を患っている場合、特にインスリン治療を受けている方は、創傷の治癒が遅れるリスクがあるため、医師の許可が必要です。
心血管系疾患
重度の高血圧や心臓病を患っている場合は、施術中のストレスや出血が危険となる場合があります。
精神疾患・神経系の病気
- てんかん(発作のリスクがあるため、施術環境での対応が難しい場合がある)
- 精神疾患や極度の不安症で施術中にリラックスできない場合
妊娠中・授乳中の方
妊娠中や授乳中はホルモンバランスの影響で色素の定着が不安定になる場合があり、施術は控えることを推奨します。
薬の服用がある場合
抗凝血剤(ワーファリンなど)や血液をサラサラにする薬を服用している方は、出血が止まりにくくなるため施術を受けられないことがあります。
免疫抑制剤やステロイド剤を使用している場合も同様です。
がん治療中または治療後間もない場合
化学療法や放射線治療中の方は、免疫力が低下しているため感染リスクが高まることがあります。
その他の疾患
- アレルギー体質の方(色素や使用する薬剤へのアレルギーがある場合)
- 自己免疫疾患(ループス、リウマチなど)
- ケロイド体質(皮膚が過剰に盛り上がりやすい方)
- 緑内障(アイライン希望の方)
施術日をずらしたほうがいい方
授乳中の方
ホルモンバランスの変化で色素が定着しにくい場合があり、アレルギー反応や感染症のリスクも考慮する必要があります(仮にアートメイクの施術を受けた場合は、施術後48時間は授乳を控えてください)。
皮膚トラブルがある方
肌が炎症を起こしている、または敏感になっている場合(ニキビ、湿疹、乾癬、アトピーなど)。
日焼け直後や皮膚が損傷している場合。
病中・病後の方
発熱している、体調が優れない場合は免疫力が低下している可能性があるため、感染リスクが高まります。
最近美容施術を受けた方
フェイシャル、ピーリング、レーザー、ボトックスやフィラーなどの美容施術を受けた直後は、肌が敏感になっている可能性があります。通常、1~2週間程度空けることが推奨されます。
重要なイベントの直前
アートメイク後は一時的に赤みや腫れが出る場合があります。大切なイベント(結婚式、写真撮影など)がある場合は、少なくとも2~3週間前に施術を行うのが安心です。
アートメイクの定着がしにくい方
肌質が影響する場合
オイリー肌(脂性肌)
皮脂分泌が多いと色素がにじみやすく、定着が悪くなることがあります。
極端に乾燥した肌
乾燥しすぎている場合、色素が均一に吸収されにくいことがあります。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は免疫の異常が関連しているため、色素が排除されやすく、定着が悪くなる場合があります。
血流や体質の影響
新陳代謝が早い方
代謝が活発だと色素が分解・排出されやすく、持続期間が短くなることがあります。
免疫反応が強い方
体が色素を「異物」として排除しようとするため、色素が薄くなりやすい場合があります。
ライフスタイルの影響
紫外線を頻繁に浴びる方
日焼けや紫外線の影響で色素が分解されやすくなります。
スキンケアで刺激の強い製品を使用している方
AHA(酸系)、レチノール、ハイドロキノンなどの成分が含まれる製品は色素の持続を妨げることがあります。
顔を頻繁にこする習慣がある方
摩擦によって色素が薄くなりやすいです。
健康状態や内服薬の影響
ホルモンバランスが乱れている方
妊娠中、授乳中、更年期、またはホルモン治療中の方は、色素の定着が悪くなる可能性があります。
喫煙者
喫煙は血流を妨げ、治癒や色素の定着に影響を与えることがあります。
施術後のアフターケア不足
施術後に下記の指定されたケアを守らない場合
- クレンジングやメイクを早期に行う
- 施術部位をこする、洗う
- 保湿や保護を怠る
これらが原因で色素が薄くなる場合があります。
アイラインを受ける場合の注意点
アイラインアートメイクの施術を受ける際の注意点をご案内いたします。
施術の効果を最大限に高め、安全に受けていただくために、必ずお読みください。
施術前の注意点
コンタクトレンズの使用
施術当日はコンタクトレンズを外し、メガネでご来院ください。
施術後も数日間はコンタクトレンズの使用を控えてください。
アイメイクの制限
施術当日はアイメイク(アイシャドウ・アイライン・マスカラ)をしないでください。
事前にしっかりとクレンジングを行い、目元を清潔に保ってください。
まつげエクステ・パーマ
施術前にまつげエクステをオフしてください。
まつげパーマをかけている場合は、最低2週間ほど間隔を空けてください。
体調管理
風邪や体調不良の場合は、施術を控えてください。
目元に炎症や結膜炎がある場合は施術を受けることができません。
持病や服用薬について
抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を服用中の方は、必ず事前にご相談ください。
妊娠中・授乳中の方は施術をお控えください。
アレルギーの確認
過去にタトゥーやアートメイクでアレルギー反応が出たことがある方は、事前にパッチテストを受けることを推奨します。
施術前後のスケジュール調整
施術後は腫れや赤みが出る可能性があるため、大切な予定がある日の直前の施術は避けてください。
施術後の注意点
腫れ・赤みについて
施術後はまぶたに腫れが生じることがありますが、通常1~3日程度で落ち着きます。
氷で冷やすことで、腫れを軽減できます。
洗顔・スキンケア
施術当日は目元を濡らさないようにしてください。
翌日からぬるま湯で優しく洗顔できますが、ゴシゴシこすらないように注意してください。
アイメイク・コンタクトの再開
アイメイクは1週間程度控えてください。
コンタクトレンズは4日後から使用可能ですが、個人差があります。
かさぶたの取り扱い
施術後、細かいかさぶたができることがありますが、無理に剥がさないでください。
かさぶたが自然に取れることで、色が定着します。
日焼け対策
施術後は紫外線を避けるために、サングラスなどを活用してください。
サウナ・プール・温泉の制限
施術後1週間はサウナ、プール、温泉を控えてください。
汗をかきすぎると色の定着が悪くなることがあります。
リタッチについて
1回の施術で完全に仕上がるわけではなく、リタッチが必要になる場合があります。
施術後1か月以降にリタッチを検討してください。
まぶたの整形手術を受けた方へ
以下の施術を受けた直後は、アイラインアートメイクを受けることができません。
- 眼瞼下垂手術
- ボトックス注射
- ヒアルロン酸注入
- 顔の脱毛 など
まぶたの皮膚は非常に薄く、術後は特に敏感な状態になります。
アートメイクは皮膚に微細な傷をつける施術のため、目元の状態が回復してから行う必要があります。
手術の種類にもよりますが、術後1~3か月程度の期間を空ければ施術が可能です。
禁忌事項(施術を受けられない方)
緑内障・白内障をお持ちの方は、アイラインアートメイクを受けることができません。
適切なケアを行うことで、美しい仕上がりを保つことができます。
ご不明点がありましたら、お気軽にご相談ください。